Q
インターネット上の誹謗・中傷が問題視されていますが、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。
A
SNSなどインターネット上の誹謗・中傷による被害が問題視されています。
ネットの匿名性を悪用した卑劣な行為は、内容によっては名誉毀損・脅迫・侮辱などの刑事処罰の対象となるほか、損害賠償という民事上の責任を負うことになります。
ここで気を付けなければならないのは、「自分の発言内容は他の人と同じだから問題ない」とはならないということです。
善悪は多数決で決まるものではありませんし、ネット上で発言をした人が多数派とも限りません。また、法律上、発言者の情報開示を求めることができるため、発言者を突き止めることも可能です。さらに最近では、情報開示の迅速化や誹謗・中傷の厳罰化に向けた法改正も議論されています。
ネット上で他の発言者に同調しただけのつもりだったとしても、結果的にあなた自身の責任が問われる可能性があります。
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