営業妨害

* 実績については、ご了解頂いた一部案件のみを抜粋してお載せしています。

常陽リビング9月13日号掲載 弁護士・星野学のくらしの法律『ネットへの投稿と名誉毀損』

Q
レストランの食事やサービスに不満があったのでインターネットのあるサイトに厳しい内容の評価を投稿しましたが、あとで問題になるのでしょうか?


A
もし、マイナス評価の投稿が一切許されないとしたら、評価の意味がなくなってしまいます。したがって、厳しい評価を投稿したからといって直ちに問題となることはありません。

ただし、ケースによっては「名誉毀損」や「業務妨害」になる可能性があります。もちろん、嫌がらせやライバル店の評価を落とす目的でウソの事実を投稿するなんてことは論外です。

また、事実と違うことや単なる憶測、例えば根拠もなく「あの店は高級ワインの瓶に安いワインを詰め替えて客に出している」といった内容の投稿は問題になります。さらに、お店やサービスの内容とは無関係の個人攻撃や差別的な投稿は許されません。

ネットへの投稿は直接対面した相手方に対するクレームと異なり投稿内容が過激になる傾向がありますので、投稿をする前に冷静な目で内容を見直してみるのがよいと思います。

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