Aさんは酒気帯び運転で人身事故を起こし,ひき逃げをしてしまい,逮捕されてしまいました。
当事務所の弁護チームは,起訴前からAさんへの接見活動を重ね,Aさんから詳細な事故状況の聴き取りを行いました。さらに,起訴後は直ちに保釈請求書を裁判所へ提出した結果,Aさんは起訴後2日で釈放されました。
事故態様や被害者の怪我の重さからすれば,実刑判決の可能性も十分考えられる事案でしたが,被害者への謝罪や贖罪金の支払などを行い,再犯防止に向けた被告人の反省や家族の協力を公判廷において裁判官に具体的に示しました。
その結果,執行猶予付き判決を獲得することができました。