Aさんは住居侵入罪で逮捕され,そのまま勾留されてしまいました。
Aさんへの勾留が不当ではないかと考えた当事務所の弁護士は,Aさんの家族と相談した上で,裁判所の勾留決定に対する不服申立の手続である準抗告を申し立てました。その結果,Aさんの勾留は取り消され,Aさんは無事に釈放されました。
Aさんが釈放されたことによって,その後の被害者との示談交渉も有利に進めることができ,最終的に示談も成立し,Aさんは不起訴になりました。
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* 実績については、ご了解頂いた一部案件のみを抜粋してお載せしています。
Aさんは住居侵入罪で逮捕され,そのまま勾留されてしまいました。
Aさんへの勾留が不当ではないかと考えた当事務所の弁護士は,Aさんの家族と相談した上で,裁判所の勾留決定に対する不服申立の手続である準抗告を申し立てました。その結果,Aさんの勾留は取り消され,Aさんは無事に釈放されました。
Aさんが釈放されたことによって,その後の被害者との示談交渉も有利に進めることができ,最終的に示談も成立し,Aさんは不起訴になりました。
Aさんは,運転する自動車のドアを開けた際,たまたま横を走行していた自転車にドアを接触させ,自転車運転者を転倒させて死亡させてしまったため,業務上過失致死罪の被告人として千葉地方裁判所松戸支部で裁判を受けることになりました。そこで,Aさんは当事務所に刑事弁護を依頼し,当事務所の代表弁護士・星野学が中心になって弁護活動を行いました。そして,調査の結果,被害者が事故の前に飲酒しており,自転車を飲酒運転していたため被告人車両との接触を回避することができなかった可能性があることが判明しました。
そこで,Aさんの裁判では,被害者が前をよく見ていなかった,あるいは飲酒の影響からドアとの接触を回避することができなかった可能性を指摘し,さらにAさんの誠意ある対応や反省の態度を裁判官に示した結果,Aさんに対して執行猶予付の判決が下されました。
Aさんは,車を運転中に自転車に乗った子供と接触事故を起こし,その後,事故現場を離れてしまいました。Aさんは,警察から「ひき逃げ」だと追及を受けたため,当事務所に弁護活動を依頼されました。そこで,代表弁護士星野学を中心に,接触事故については真摯に謝罪して被害者から許してもらうが,ひき逃げであるとの指摘についてはAさんは救護依頼のため公衆電話を探しに行っただけであると主張するという弁護方針を立てました。そして,弁護活動の結果,接触事故に関しては被害者のご両親と示談を締結し,さらにAさんを許すという上申書を作成してもらいました。また,ひき逃げであるという指摘に対しては,Aさんの健康状態が良好ではないことから強硬な取り調べは受け入れられないという申し入れをした上で,Aさんが事故現場を離れた理由を詳細に検察官に説明するなどの対応をとりました。その結果,Aさんは不起訴処分とされ,起訴や罰金処分もされないで済みました。また,公安員会から免許取消の処分が予定されていましたが,ひき逃げの点について不起訴処分とされたことに伴い,運転免許も取り消されないですみました。
Aさんは,車を運転中に赤信号を見落として交通事故を起こし,相手方2名にけがをさせたにもかかわらずそのまま逃走してしまいました。そのため,警察に自動車運転過失傷害・道路交通法違反(ひき逃げ)で逮捕され,その後,起訴されました。当初は国選弁護人が選任されていましたがAさんにとって有利な証拠を提出しようとしないため,Aさんは裁判に対して不安を抱き,当事務所に弁護活動を依頼されました。そこで,代表弁護士星野学が主任弁護人として弁護活動を行い,示談書(物的損害及び人身傷害の双方),被害者から取り付けたAさんを許すという内容の上申書その他の証拠を提出したため,Aさんに対しては裁判当日に執行猶予付き判決が下されました。
前科のあるAさんは,有印公文書偽造・同行使,詐欺未遂,覚せい剤取締法違反の罪で起訴され,国選弁護人が選任されていました。Aさんの家族はAさんを刑務所に行かせない方法がないか国選弁護人に相談しましたが,国選弁護人から「何をしても無駄」と一蹴されてしまいました。そこで,Aさんの家族は当事務所に私選弁護の依頼に来られました。当事務所としても執行猶予付判決を受けるのはかなり厳しいケースであると考え,代表弁護士・星野学が主任弁護人として弁護活動を行いました。そして,被害者への謝罪,被害者との示談,就職先の確保,Aさんの健康状態が良好でないことの指摘,監督者の確保,素行不良者との交遊の断絶,覚せい剤をやめるために諸機関への相談などの弁護活動を行った結果,執行猶予期間は5年と長期でしたが,なんとか執行猶予付判決を受けることができ,Aさんは刑務所にゆかずに済みました。
「あきらめてはいけない!」「最善を尽くす!」という弁護活動の基本が評価された事件でした。