赤信号を見落として人身事故を起こしてしまい,すでに起訴がなされていた依頼者の弁護人として刑事弁護活動を行いました。
依頼者は,たとえ執行猶予付きであっても禁錮以上の有罪判決を受ければ公務員の身分を失いかねない状況でしたが,事故態様や被害者の怪我の重さからすると,禁錮以上の有罪判決となる可能性が極めて高い事案でした。
当職らは速やかに被害者と連絡を取り,謝罪や贖罪金の支払などを行った結果,被害者から宥恕を頂くことができました。
この他に,公判廷において,依頼者本人の反省の態度や再犯防止に向けた具体的な取り組み,家族の協力状況などを裁判官に具体的に示しました。
その結果,罰金刑の判決を獲得することに成功しました。
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