Aさんは知人の逮捕時に一緒にいたために,逮捕されました。
知人がAさんに罪をなすりつける証言をしたため,知人が持っていた盗品について,窃盗の共犯,および知人が持っていた覚せい剤について,譲渡罪として捜査が行われました。
本人は一貫して容疑を否認していたため,家族が相談に来所した当日より釈放まで多数の面会(休日も含め,ほぼ1日おきの接見)を重ね,取り調べへの対応を協議しました。
また,勾留に対する意見書の提出,勾留理由開示等を行い,勾留に対して抗議する一方,接見を禁じられた本人が精神的に辛い状況にあることから,接見禁止の解除の申立て等を行いました。家族や知人の励ましを受けることができる状況を確保することができたことで本人は無実を訴え続けることができました。捜査機関が決定的な証拠もなく逮捕していたことに抗議するなどの弁護活動の結果,無事不起訴処分として釈放することに成功しました。
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