Aさんは駐車場から道路へ出る際,直進車のバイクと衝突して相手方に骨折等の怪我をさせてしまいました。
不注意の程度と相手の方の怪我の程度が重く刑事裁判となる可能性が高かったため,Aさんは当事務所に刑事弁護を依頼されました。
そこで,当職らから被害者の方へ示談の申し入れをするとともにAさんからの謝罪文を送付するなど弁護活動をさせていただいた結果,謝罪金をお支払いすることで被害者の方から「重い処罰を求めない」という内容の上申書をいただいて捜査機関に提出することができました。さらに,刑事裁判となった場合にAさんが受ける不利益等を丁寧に立証した結果,刑事裁判ではなく罰金処分とすることができました。さらに罰金額も低額にとどめることに成功しました。